廿日市市在住 中丸弘登氏作 神楽面の紹介
神楽は五穀豊穣と無病息災を願い八百万の神々に奉納、祖先への感謝と鎮魂の歌舞で、千年以上続く我が国の伝統芸能文化の一つである。
神楽が盛んな中国地方の中で、当廿日市市に於いて中丸氏は多種多様な趣のある神楽面の製作に長年取り組んでおられる。
数あるコレクションの中から平成22年11月7日の生涯学習フェスティバルに三点の作品の展示をお願いした。 |
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演目「大江山」別名「酒呑童子」でよく使用される。
丹波の国、大江山に酒呑童子という悪鬼が多くの手下を従え、農作物を荒らし庶民を苦しめていた。天皇は勅命により武勇の誉れ高い源頼光に命じて悪鬼を征伐する事となり、頼光は、四天王の面々と大江山に向かい、悪鬼を退治した。入り乱れて戦うシーンが見所。
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演目「鐘鬼(しょうき)」でよく使用される。
天の岩戸騒動で、高天原を追放された須佐之男命が唐土(もろこし)に渡り鐘鬼(しょうき)となり、茅の輪(ちのわ)を持ち疫鬼を退治したところ、その怨念が日本に渡り民を悩ますのでこれを須佐之男命が平定するという内容。
元来鐘馗は中国の唐次代玄宗皇帝の故事に基づき、疫鬼を退け魔を除く神として信じられている。
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天狗は日本の民間信仰で伝承される神や妖怪とされる伝説上の生き物である。
神楽や祭礼の儀式で猿田彦(天孫降臨で案内役を務めた国津神)の役に扮する際は、天狗の面を被って表現されるのが通例である。
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生涯学習フェスティバル展示の模様(平成22年11月7日 さくらぴあ1F) |
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